いちご(苺/strawberry/ストロベリー)はそのまま食べてもおいしい果物ですが、使い方を少し工夫するだけで、スイーツから料理まで幅広く楽しめます。
本記事では、いちごを使った料理レシピを中心に、選び方や下処理の基本、簡単スイーツ、加熱レシピ、料理への活用法までをわかりやすく紹介します。日々の食卓に取り入れたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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1. いちご料理の魅力を知る ― 甘いだけじゃない万能フルーツ

いちごと聞くと、ケーキやパフェなどのスイーツを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、いちごは甘味・酸味・香りのバランスに優れた果物で、使い方次第では料理全体の印象を大きく変える力を持っています。甘い料理はもちろん、食事の一部として取り入れることで、味に奥行きが生まれ、食卓に新しい楽しみをもたらしてくれます。まずは、いちごが料理に向いている理由と、その魅力を整理していきましょう。
いちごは「デザート専用」ではない理由
いちごが料理に向いている理由のひとつは、甘さだけでなく、やわらかな酸味を併せ持っている点にあります。この酸味は、料理の味を引き締める役割を果たし、甘い料理では後味をすっきりさせ、塩味や油分のある料理では重さを和らげてくれます。砂糖や調味料とは違い、果実由来の自然な風味があるため、料理になじみやすいのも特徴です。
また、いちごは果肉がやわらかく、刻んだり、つぶしたり、ソース状にしたりと形を変えやすい食材です。料理の主役にも、アクセントにもなれる柔軟さがあり、使い方次第で幅広いレシピに応用できます。この扱いやすさが、いちごを「デザート専用」にとどめない大きな理由です。
甘味・酸味・香りが料理に与える効果
いちごの甘味は、料理にやさしいコクと満足感を与えてくれます。砂糖のような単調な甘さではなく、果実ならではの奥行きがあるため、少量でも味が決まりやすくなります。酸味は味の輪郭をはっきりさせ、ぼやけがちな料理にメリハリを加える重要な要素です。
さらに、いちご特有の甘く爽やかな香りは、食欲を刺激し、料理全体の印象を高めてくれます。鮮やかな赤色も加わることで、見た目に華やかさが生まれ、家庭料理でも特別感のある一皿に仕上がります。
生食と加熱で変わるいちごの個性
いちごは調理方法によって性質が大きく変わる果物です。生で使うと、みずみずしさと爽やかな酸味が際立ち、軽やかな印象になります。一方、加熱すると水分が抜け、甘味が凝縮され、コクのある味わいへと変化します。酸味もやわらぎ、ソースや焼き菓子、料理の付け合わせとしても使いやすくなります。
このように、生と加熱で表情が変わる点を理解して使い分けることで、同じいちごでもまったく違う料理を楽しむことができます。いちご料理の奥深さは、この変化を活かせるところにあります。
2. 料理に向くいちごの選び方と下処理の基本

いちごを使った料理やスイーツの仕上がりは、調理工程だけでなく「いちごの選び方」と「下処理」で大きく差が出ます。特にいちごは水分が多く、香りが繊細な果物のため、扱い方次第で味が薄くなったり、食感が損なわれたりすることもあります。ここでは、レシピに入る前段階として押さえておきたい基本を、実践しやすい形で整理します。
レシピ別に適したいちごの状態(完熟・やや若め)
【選び方の目安】
・生で使うスイーツ向き:完熟いちご
・加熱する料理・スイーツ向き:やや若めのいちご
生のまま使うデザートやトッピングには、赤色が均一で、香りの強い完熟いちごが向いています。甘味がしっかりあり、切ったときに果汁が出やすいため、そのまま食べても満足感があります。
一方、コンポートやソース、焼き菓子など加熱するレシピでは、少し若めで果肉にハリのあるいちごがおすすめです。完熟いちごは加熱すると崩れやすく、水分が出すぎてしまうことがありますが、やや若めのいちごなら形を保ちやすく、仕上がりがきれいになります。レシピに合わせて熟し具合を選ぶことが、失敗を防ぐポイントです。
洗い方・ヘタの取り方で味が変わる理由
【下処理に使うもの】
・ボウル
・ザル
・キッチンペーパー
【基本の洗い方】
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- いちごはヘタを取らず、そのままボウルに入れます。
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- 軽く流水を当てながら、表面の汚れを落とします。
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- ザルにあげ、水気を切ります。
いちごは洗う前にヘタを取ってしまうと、切り口から水が入り込み、甘味や香りが薄くなりやすくなります。そのため、必ず「ヘタ付きのまま洗う」のが基本です。長時間水に浸すのは避け、短時間でやさしく洗うことで、いちご本来の風味を保ちやすくなります。
料理前に知っておきたい下処理のコツ
【仕上げの下処理】
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- 洗ったいちごをキッチンペーパーの上に並べます。
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- 上から軽く押さえ、水気をしっかり拭き取ります。
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- 調理直前にヘタを取り、レシピに合わせてカットします。
水気が残ったまま調理すると、味がぼやけたり、加熱時に余分な水分が出たりする原因になります。ひと手間ですが、水分を取ることで仕上がりが安定します。
また、切り方も重要です。大きめに切れば存在感が出て、デザート向きに。小さく刻めば、ソースや生地になじみやすくなります。調理法を意識して下処理を行うことで、いちごの魅力を最大限に活かすことができます。
3. まずはここから|いちごを活かす簡単スイーツレシピ

いちごを使った料理に初めて挑戦する場合は、工程が少なく、失敗しにくいスイーツから始めるのがおすすめです。ここでは、特別な道具や難しい技術を使わず、家庭で気軽に作れるレシピを紹介します。いちご本来の甘味や香りを活かすことを意識しながら、基本となるスイーツを作っていきましょう。
素材の味を活かす「加えすぎない」いちごデザート
いちごのシンプルマリネ
【材料(2人分)】
・いちご …… 約200g
・砂糖 …… 小さじ1〜2
【作り方】
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- いちごはヘタを取り、食べやすい大きさに切ります。
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- ボウルにいちごを入れ、砂糖を加えて軽く混ぜます。
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- 5〜10分ほど置き、果汁が出てきたら完成です。
砂糖は最初から多く入れず、いちごの甘さを見ながら調整するのがポイントです。時間を置くことで自然なシロップが生まれ、いちごの甘味と酸味がバランスよく引き立ちます。そのままデザートとして食べるほか、ヨーグルトやアイスのトッピングにも使いやすい基本の一品です。
家庭で作りやすい定番スイーツ
いちごヨーグルトデザート
【材料(2人分)】
・いちご …… 6〜8粒
・プレーンヨーグルト …… 200g
・はちみつ(または砂糖) …… 適量
【作り方】
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- いちごは洗って水気を拭き取り、食べやすく切ります。
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- 器にヨーグルトを盛り、いちごをのせます。
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- お好みではちみつをかけて完成です。
ヨーグルトのさっぱりした酸味と、いちごの甘酸っぱさがよく合い、食後のデザートや朝食にも取り入れやすいスイーツです。いちごを大きめに切ると食べごたえが出て、細かく刻むと全体になじみやすくなります。シンプルだからこそ、素材の質がそのまま味に表れます。
子どもから大人まで楽しめるやさしい甘さ
手作りいちごミルク風スイーツ
【材料(2人分)】
・いちご …… 5〜6粒
・砂糖 …… 小さじ1〜2
・牛乳 …… 適量
【作り方】
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- いちごはヘタを取り、ボウルに入れてフォークで軽くつぶします。
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- 砂糖を加えて混ぜ、いちごの果汁を引き出します。
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- グラスに入れ、冷たい牛乳を注いで完成です。
甘さを控えめにすれば大人向けに、少し甘めにすれば子ども向けにも楽しめます。混ぜながら飲むことで味の変化を感じられ、いちごの香りをダイレクトに味わえるのが魅力です。難しい工程がなく、いちごスイーツの入門としても作りやすい一品です。
4. 火を入れて引き出す甘さ|いちごの加熱スイーツ

いちごは加熱することで、酸味がやわらぎ、甘さと香りが凝縮されます。生のままでは味わえないコクが生まれるため、スイーツの幅が一気に広がります。ここでは、家庭で作りやすく、アレンジもしやすい加熱系いちごスイーツを紹介します。
まずは基本から|いちごのコンポート
いちごのシンプルコンポート
【材料(作りやすい分量)】
・いちご …… 300g
・砂糖 …… 大さじ2〜3
・レモン汁 …… 小さじ1(省略可)
【作り方】
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- いちごは洗って水気を拭き取り、ヘタを取ります。
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- 鍋にいちごと砂糖を入れ、弱めの中火にかけます。
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- 果汁が出てふつふつしてきたら弱火にし、5〜7分ほど加熱します。
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- 仕上げにレモン汁を加え、軽く混ぜて火を止めます。
水を加えず、いちごから出る果汁を活かすのがポイントです。砂糖は控えめにすると、いちご本来の風味が引き立ちます。そのままデザートとして食べるほか、ヨーグルトやアイス、パンケーキに添えても使いやすい万能スイーツです。
アレンジしやすい|いちごソース
いちごの温かいデザートソース
【材料(作りやすい分量)】
・いちご …… 200g
・砂糖 …… 大さじ2
・水 …… 大さじ1(必要に応じて)
【作り方】
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- いちごは小さめに切ります。
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- 鍋にいちごと砂糖を入れ、中火で加熱します。
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- 木べらなどで軽くつぶしながら、弱火で煮詰めます。
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- とろみが出たら完成です。
加熱時間を調整することで、さらっとしたソースにも、濃厚なソースにも仕上げられます。パンケーキ、ワッフル、バニラアイスなど幅広く使えるため、作り置きしておくと便利です。
オーブンで楽しむ|焼きいちごスイーツ
オーブンで作る焼きいちご
【材料(2人分)】
・いちご …… 8〜10粒
・砂糖 …… 小さじ2
【作り方】
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- オーブンを180℃に予熱します。
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- 耐熱皿にいちごを並べ、砂糖をふりかけます。
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- オーブンで15分ほど焼いて完成です。
焼くことで水分が抜け、甘味がぎゅっと凝縮されます。トーストや焼き菓子のトッピングとしても相性がよく、生のいちごとは違った濃厚な味わいを楽しめます。
5. 意外と相性がいい|いちご×料理(おかず・主菜)

いちごはスイーツだけでなく、料理に使うことで味のアクセントになり、食卓に新鮮な驚きをもたらしてくれます。甘味と酸味を併せ持ついちごは、肉料理やサラダと組み合わせることで、重たくなりがちな料理をさっぱりとまとめてくれます。ここでは、家庭でも取り入れやすい「いちご×料理」のレシピを紹介します。
さっぱり楽しむ|いちご入りサラダ
いちごと葉野菜のフレッシュサラダ
【材料(2人分)】
・いちご …… 6〜8粒
・ベビーリーフ(またはレタス) …… 適量
・オリーブオイル …… 大さじ1
・酢 …… 小さじ1
・塩 …… 少々
【作り方】
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- いちごはヘタを取り、縦半分または4等分に切ります。
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- 葉野菜は洗って水気をしっかり切ります。
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- 器に葉野菜といちごを盛り、オリーブオイル・酢・塩を混ぜたドレッシングをかけて完成です。
いちごの酸味がドレッシング代わりになり、さっぱりとした味わいに仕上がります。食事の前菜としても取り入れやすく、彩りも良いため、食卓が一気に華やぎます。
肉料理のアクセントに|いちごソース
鶏肉のソテー いちごソース添え
【材料(2人分)】
・鶏もも肉 …… 1枚
・いちご …… 5〜6粒
・砂糖 …… 小さじ1
・醤油 …… 小さじ1
・油 …… 適量
【作り方】
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- 鶏肉は食べやすい大きさに切り、フライパンで焼き色が付くまで焼きます。
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- いちごは細かく刻み、砂糖と醤油を混ぜてソースを作ります。
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- 焼き上がった鶏肉にソースをかけ、軽く温めて完成です。
いちごの甘酸っぱさが鶏肉の旨みを引き立て、後味が軽くなります。ソースはかけすぎず、アクセントとして使うのがポイントです。
副菜にも使える|いちごの簡単マリネ
いちごと玉ねぎのさっぱりマリネ
【材料(2人分)】
・いちご …… 5粒
・玉ねぎ …… 1/4個
・酢 …… 大さじ1
・砂糖 …… 小さじ1
・塩 …… 少々
【作り方】
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- 玉ねぎは薄切りにし、水にさらして辛味を抜きます。
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- いちごは薄切りにします。
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- ボウルにすべての材料を入れ、軽く混ぜて完成です。
いちごの酸味が玉ねぎとよく合い、肉料理の付け合わせや箸休めとして活躍します。
6. さっぱり楽しむ|いちごを使った副菜・サラダ

いちごの持つやさしい酸味とほのかな甘味は、副菜やサラダに取り入れることで、料理全体を軽やかにまとめてくれます。油分の多い主菜の付け合わせや、食事の最初に食べる一皿としても取り入れやすく、季節感を演出できるのも魅力です。ここでは、日常の食卓で使いやすい副菜・サラダのレシピを紹介します。
定番で使いやすい|いちごのシンプルサラダ
いちごとグリーンサラダ
【材料(2人分)】
・いちご …… 6〜8粒
・リーフレタスまたはベビーリーフ …… 適量
・オリーブオイル …… 大さじ1
・酢(またはレモン汁) …… 小さじ1
・塩 …… 少々
【作り方】
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- いちごはヘタを取り、縦半分または4等分に切ります。
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- 葉野菜は洗って水気をしっかり切ります。
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- ボウルにオリーブオイル・酢・塩を入れて混ぜ、葉野菜といちごを和えて完成です。
いちごの酸味がドレッシング代わりになり、さっぱりとした後味に仕上がります。素材の味を活かしたシンプルなサラダなので、どんな献立にも合わせやすい一品です。
彩りと食感をプラス|いちごとにんじんの副菜
いちご入りキャロットラペ風
【材料(2人分)】
・いちご …… 4〜5粒
・にんじん …… 1/2本
・酢 …… 大さじ1
・砂糖 …… 小さじ1
・塩 …… 少々
【作り方】
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- にんじんは細めの千切りにします。
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- いちごは薄切りにします。
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- ボウルにすべての材料を入れ、軽く混ぜてなじませます。
にんじんの甘味といちごの酸味が合わさり、さっぱりとした副菜になります。作り置きもしやすく、食卓の彩りとしても活躍します。
箸休めにも便利|いちごのさっぱり和え
いちごときゅうりの簡単和え
【材料(2人分)】
・いちご …… 5粒
・きゅうり …… 1本
・酢 …… 小さじ2
・砂糖 …… 小さじ1
・塩 …… 少々
【作り方】
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- きゅうりは薄切りにし、軽く塩もみします。
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- いちごは食べやすく切ります。
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- 調味料と一緒に和えて完成です。
甘酸っぱさとさっぱり感があり、食事の合間の箸休めとしてもおすすめです。主菜の味を邪魔せず、口の中をリセットしてくれます。
7. 保存して使い切る|いちごの作り置き・加工レシピ

いちごは傷みやすい果物ですが、ひと手間かけて加工・保存することで、無駄なく長く楽しむことができます。作り置きしておけば、スイーツや料理にすぐ使えて便利です。ここでは、家庭で実践しやすい「いちごの保存・加工レシピ」を紹介します。
定番の作り置き|いちごの簡単ジャム
鍋ひとつで作るいちごジャム
【材料(作りやすい分量)】
・いちご …… 400g
・砂糖 …… 120〜150g
・レモン汁 …… 小さじ2
【作り方】
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- いちごはヘタを取り、半分または4等分に切ります。
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- 鍋にいちごと砂糖を入れ、30分ほど置いて水分を出します。
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- 中火にかけ、アクを取りながら煮詰めます。
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- とろみが付いてきたらレモン汁を加え、ひと煮立ちさせて完成です。
砂糖を控えめにすると、いちごの風味が際立ちます。パンやヨーグルトに使うだけでなく、料理やソースの甘味付けにも応用しやすいのが特徴です。
手軽に保存|冷凍いちご
使いやすい冷凍いちご
【材料】
・いちご …… 適量
【作り方】
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- いちごは洗って水気をしっかり拭き取り、ヘタを取ります。
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- 使いやすい大きさに切り、保存袋に重ならないように並べます。
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- 冷凍庫で保存します。
冷凍いちごは、スムージーやソース、加熱スイーツにそのまま使えて便利です。解凍せずに使うことで、水っぽくなりにくくなります。
応用が広がる|いちごの万能ソース
作り置きできるいちごソース
【材料(作りやすい分量)】
・いちご …… 300g
・砂糖 …… 大さじ3
・水 …… 大さじ1
【作り方】
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- いちごは細かく刻みます。
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- 鍋に材料をすべて入れ、中火で加熱します。
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- 木べらでつぶしながら煮詰め、とろみが付いたら完成です。
このソースは、アイスやパンケーキだけでなく、肉料理のソースやドレッシングの甘味としても使えます。冷蔵保存で数日楽しめるのも魅力です。
8. 栄養を無駄にしない|いちご料理の健康面の考え方

いちごは甘くて食べやすいだけでなく、日々の食事に取り入れやすい栄養面のメリットも多い果物です。ただし、調理方法や保存の仕方によっては、せっかくの栄養を損なってしまうこともあります。ここでは、いちごを料理やスイーツに使う際に意識したい、栄養を無駄にしにくい考え方を整理します。
加熱・加工で変わるいちごの栄養
いちごは生で食べることで、フレッシュな状態の栄養をそのまま摂りやすい果物です。一方で、加熱すると甘味が増し、食べやすくなる反面、一部の栄養は減少することがあります。ただし、すべてが失われるわけではなく、調理方法によっては取り入れやすくなる栄養もあります。
たとえば、ソースやコンポートのように果汁ごと使うレシピでは、溶け出した成分も一緒に摂れるため、無駄になりにくいのが特徴です。栄養を意識する場合は、「煮汁も使う」「つぶして丸ごと使う」といった調理法を選ぶのがポイントになります。
生で食べる・加熱するを使い分ける
いちごを毎日の食事に取り入れる際は、「生で使う日」と「加熱して使う日」を意識的に使い分けるのがおすすめです。サラダやヨーグルトに合わせて生で食べる日は、みずみずしさと爽やかな酸味を楽しめます。加熱スイーツやソースに使う日は、甘味が凝縮され、少量でも満足感を得やすくなります。
このように調理法を分けることで、味の変化を楽しみながら、無理なくいちごを食生活に取り入れることができます。毎回同じ食べ方にしないことが、続けやすさにもつながります。
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家族向け・日常向けの取り入れ方
いちごは子どもから大人まで食べやすく、家族全員で取り入れやすい食材です。甘さを控えめにしたスイーツや、ヨーグルト、サラダなどに使えば、日常の食事にも自然になじみます。砂糖を使いすぎないレシピを選ぶことで、いちご本来の味を楽しみながら、食事全体のバランスも整えやすくなります。
また、作り置きしたソースや冷凍いちごを活用すれば、忙しい日でも手軽に取り入れられます。特別な料理としてではなく、日常の延長として使うことが、いちごを無理なく楽しむコツです。
9. シーン別に楽しむ|目的で選ぶいちごレシピ

いちご料理は、作るタイミングや食べるシーンによって選び方を変えることで、より取り入れやすくなります。朝食やおやつ、家族で囲む食卓、ちょっと特別な日など、目的に合わせてレシピを選ぶことで、無理なく日常にいちごを取り入れることができます。ここでは、シーン別におすすめのいちごレシピを紹介します。
忙しい朝に|手軽ないちご朝食
いちごヨーグルトボウル
【材料(1人分)】
・いちご …… 3〜4粒
・プレーンヨーグルト …… 100g
・はちみつ …… 小さじ1(省略可)
【作り方】
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- いちごは洗って水気を拭き取り、食べやすく切ります。
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- 器にヨーグルトを盛り、いちごをのせます。
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- お好みではちみつをかけて完成です。
火を使わずに作れるため、忙しい朝でも取り入れやすい一品です。いちごの酸味がヨーグルトとよく合い、すっきりとした後味で一日のスタートに向いています。
子どものおやつに|やさしい甘さのいちごスイーツ
いちごミルク寒天
【材料(2人分)】
・いちご …… 5粒
・牛乳 …… 200ml
・砂糖 …… 大さじ1
・粉寒天 …… 2g
【作り方】
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- 鍋に牛乳・砂糖・粉寒天を入れて火にかけます。
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- 沸騰直前で火を止め、容器に注ぎます。
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- カットしたいちごを加え、冷やし固めて完成です。
甘さ控えめで作れるため、子どものおやつにも取り入れやすいレシピです。冷やして食べることで、いちごの爽やかさが引き立ちます。
家族の食卓に|食後の軽いいちごデザート
いちごの簡単コンポート添え
【材料(2人分)】
・いちご …… 6粒
・砂糖 …… 小さじ2
【作り方】
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- いちごと砂糖を鍋に入れ、弱火で軽く加熱します。
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- 果汁が出てきたら火を止め、そのまま冷まして完成です。
食後でも重たくならず、さっぱりと楽しめるデザートです。ヨーグルトやアイスに添えるなど、アレンジもしやすい一品です。
ちょっと特別な日に|見た目も楽しむいちごレシピ
いちごのデザートプレート
【材料(2人分)】
・いちご …… 適量
・焼き菓子やアイス …… 適量
【作り方】
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- 皿に焼き菓子やアイスを盛ります。
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- カットしたいちごを添えて完成です。
特別な調理をしなくても、盛り付けを工夫するだけで華やかな一皿になります。いちごの赤色がアクセントになり、食卓を明るく演出してくれます。
10. いちご料理をもっと楽しむために

いちご料理は、少しの工夫を加えるだけで失敗を防ぎやすくなり、味や仕上がりの満足度も大きく変わります。ここでは、これまで紹介してきたレシピをよりおいしく、無理なく続けるためのポイントを整理します。難しい技術ではなく、日常で意識しやすいコツを押さえることが大切です。
失敗しやすいポイントと対処法
いちご料理で多い失敗のひとつが、「水っぽくなる」「味がぼやける」というケースです。これは、下処理の段階で水分が十分に取れていなかったり、調味料を入れすぎてしまったりすることが原因になりやすいです。いちごは調理前にしっかり水気を拭き取り、甘味や調味料は少量から加えて調整することで、失敗を防ぎやすくなります。
また、加熱しすぎると香りが飛びやすいため、コンポートやソースは短時間で仕上げるのがおすすめです。火加減を弱めにし、様子を見ながら加熱することで、いちごらしい風味を残しやすくなります。
「甘くなりすぎない」ための調整方法
いちご料理は甘くなりすぎると、最後まで食べきれず重たい印象になりがちです。そのため、砂糖は控えめにし、足りない場合は後から加えるのが基本です。甘味を補いたいときは、はちみつやヨーグルト、乳製品と組み合わせることで、やさしい甘さに仕上げることができます。
料理や副菜に使う場合は、いちごの酸味を活かし、砂糖を使わずに仕上げるのもひとつの方法です。甘さを足すのではなく、「引き締め役」として使う意識を持つと、食事全体とのバランスが取りやすくなります。
日々の料理に取り入れるための考え方
いちご料理を楽しむコツは、特別な日に作るものと考えすぎないことです。ヨーグルトに添える、サラダに加える、作り置きのソースを少量使うなど、日常の延長として取り入れることで、無理なく続けられます。
旬の時期にまとめて下処理や保存をしておくと、忙しい日でも気軽に使えて便利です。いちごは工夫次第で、スイーツにも料理にも使える万能な果物です。肩肘張らず、自分のペースで楽しむことが、いちご料理を長く続ける一番のポイントです。
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